Content Warning

Content Warning

 『Content Warning』はLandfallが開発する協力型ホラーアドベンチャー。SpöökTubeという動画サイトでバズるために、異形のモンスターがひしめく廃墟で動画撮影ができるゲームだ。動画は過激であればあるほど再生数が増え、チャンネルの収益で新たな探索アイテムを手に入れることができる。

 異形のモンスターは様々な種類がおり、楽に御せるものから出会ったら一発アウトなものまでいる。廃墟には長居できないため、慎重かつ大胆な探索が求められるだろう。

 目指せ! ミリオンスポークチューバー!

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yurahaのレビュー


 なんかのアレで無料配布していたのでプレイ。ありそうでなかった「モンスターを撮影して再生数を稼ぐ」というコンセプトは協力ゲームとしてかなり良い。雰囲気がポップなのも良くて、ラフに遊べるのも◯。ホラー要素(モンスターホラー)としてもそれなりにしっかりしていてびっくりする場面は多々あった。撮影した動画を実際にwebmで保存できるのも後で見返すと面白い!

 ただ、コンセプトに対する実装部分の取捨選択は良いものの、ゲームバランスというかレベルデザインが結構微妙。普通にモンスターを撮影するだけでは目標に到達できないので、どう撮影すれば高評価が貰えるのか明示しても良かったかもしれない。そういえば、動画の撮影判定もちょっと微妙だわ。

 総じてコンセプトはしっかりしてるので、無料配布で入手できた諸兄にはぜひ友達を誘って遊んで欲しいところ。


たぬきの日記


 アブナイ映像を撮影してバズろうというゲーム。撮影した映像を後から確認して、自分のPCにも保存できるというシステムがなかなか他にはない面白さを醸し出している。

 ただ、ステージの種類が少なく同じ種類の敵(撮影対象?)が頻繁に出てきたり、開始地点で強力な敵が出待ちしていたり、撮影した動画の採点基準が不明ですぐにゲームオーバーになってしまったりと難易度調整が不十分に感じた。友人とワイワイ言いながら短時間遊ぶくらいが丁度良さそうだ。

The Planet Crafter

The Planet Crafter

 『The Planet Crafter』はMiju Gamesが開発するサバイバルクラフト。居住に適さない惑星の環境を人類が住めるようにテラフォーミングしていくゲームだ。

 資源採取やアイテムのクラフト、食料の生産、拠点の建設、などサバイバルクラフトに必要な要素は一通り揃っており、荒涼とした大地で生存しながら惑星を作り変えることができる。さらに、惑星には大きな謎が隠されており、マップを探索することでその謎を明らかにすることができる。

 本作の見どころはテラフォーミングが進むにつれて変化していく環境だろう。大気が生まれ、雨が降り、やがて生命が発生する。生命の惑星が生まれる様子を観察することができるだろう。

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yurahaのレビュー


 やっぱりね、手塩にかけて育てたものが芽吹くと嬉しいんですよ。植えた種が芽を出す、赤ちゃん犬を世話して成犬になる、頑張って勉強して試験に合格する、どれも嬉しいんですよ。

 本作はその嬉しいを、惑星規模でダイナミックに表現している。空が青くなった、嬉しい! 雨が降った、嬉しい! 魚が泳いだ、嬉しい! そんな嬉しいが詰まっているゲームなんです。

個人的MVP建築はやっぱり『生命の樹』かな~

 ただ、微妙なところは結構ある。建築物のサイズがそれぞれ噛み合ってなかったり、カエルの色がキモかったり、動物がかわいくなかったり、本当に微妙なところはある。けど、それらは本作のキモを毀損するわけではない。それくらいコンセプトがしっかりしている。ああ、でもエンディングのあっさり感はちょっといけないかも。

 まあ、でも総じてサバイバルクラフトの中でもトップクラスに面白かったゲームだったね。おかげでトロコンしちゃったもんね!


たぬきの日記


 未開の惑星が舞台のビルドクラフト系ゲーム。開拓の進行度合いに応じて環境が変化していくのが特徴的。この手のゲームでありがちな「次のステップに進むための生産や研究の進捗待ち」という状況がほとんど発生せず、常に何らかの目的のために作業をしていた印象がある。そのため感覚的には80時間程プレイした気でいたが、実際のプレイ時間は40時間ほどだった。

 ユーザインタフェースが不親切だったり、狙った場所に物を置けなかったり、建築物がうまく繋がらなかったりと良くない点はいくつかあるが、それを差し引いても刺激的な体験を提供してくれる良いゲームだった。

散策日記

EARTH DEFENSE FORCE 5

EARTH DEFENSE FORCE 5

 『EARTH DEFENSE FORCE 5』はサンドロットが開発する地球防衛アクションシューティング、地球防衛軍シリーズの第五作目。地球防衛軍の一員となり、迫りくる侵略者を撃破するゲームだ。

 前作に続いてレンジャー、ウイングダイバー、エアレイダー、フェンサーのそれぞれ特徴がある兵科から好きなものを選ぶことができる。各兵種が前作よりもパワーアップしており、使用できる装備が変わったり、増えたりしているぞ。

 ストーリーは前作から一新されており、個性豊かな新たなEDFと共に地球を守ることができる。そして、ストーリーは次作の『EARTH DEFENSE FORCE 6』へと繋がる。

 さあ!銃を取れ!地球の明日はキミの手にかかっている!

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yurahaのレビュー


 前作と変わらない面白さで安心感がある。一方で、NPCキャラクターの個性が強くなっており、一緒に地球を守っている感が高くなっている。ただ、相変わらず本部の立てる作戦はめっちゃ雑。途中でオペレーターになる姉ちゃんは可愛い(声優の名前を取って、あいちゃんと呼んでいた)。あと、スプライトフォールのお姉さんがすごい楽しそうで良かった。


たぬきの日記


 前作の順当なパワーアップ版。アイテムが拾いづらいなどの不満点が解消されて遊びやすくなっている。難易度の調整は相変わらずで、ノーマルはすんなりクリアできたが、2人プレイのハーデストで兵科固定という条件では適切な武器と戦法を見つけ出してクリアするのに3時間以上を要するということも度々あった。この手のゲームにある程度慣れている人はハードでプレイするとちょうどよさそうだ。

散策日記

PLATEUP!

PLATEUP!

 PLATEUP!は「It’s happening」が開発するレストラン経営アクションゲーム。プレイヤーは食材の調理や料理の配膳、店内やキッチンのレイアウトのデザインなど、レストラン経営に必要なコンテンツを体験することができる。さらに、ゲームを進めることで料理の品目や家具などをアップグレードでき、思い思いのレストランを作ることも可能。

 本作最大の特徴はローグライク要素を取り入れている点。ゲームをスタートするたびに、品目やレイアウトの異なるレストランで遊ぶことができるぞ。目指せ!15日営業!

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yurahaのレビュー


基本的には名作協力料理アクションゲームのOvercooked!に似ている(料理は投げられないけど)。とはいえ、店内やキッチンのレイアウトを自由にできる点でまったくの別ゲーになっている。狭い空間でいかに強い導線を確保するのかが本作のキーポイントだと思う。このゲームデザインのおかげで、配膳の担当も机の配置などに結構気を使わないといけないのは面白い。

 協力ゲーとしてみても、かなり優秀。調理担当には調理担当の、配膳担当には配膳担当の要望が出てくるので、それをすり合わせるのがとても楽しい。

 ただ一つ本作の問題点を挙げるとしたら諸々説明不足が多いところと、UIの文字が小さいところ。せっかくゲーム本体がかなり面白いんだから、ガワはもうちょっと頑張って欲しい。


たぬきの日記


Overcookedにハクスラの要素を悪魔合体させたようなゲーム。ただしOvercookedとは全く別の味わいがある。
選択する料理、設置物、店のレイアウトによって大きく難易度や戦略が変わってくる。
どこに何を置くのかと、どの作業机の上に何が置けるのか(置いても大丈夫か)、選択した料理と相性の良い作業机の組み合わせを把握するのが重要。
ただしそういった説明どころか、作業机の基本的な使い方に関する説明も(現バージョンでは)ほとんど無いので、何度もトライして色々試しながら少しずつ特性を把握していく必要がある。

散策日記

違う冬のぼくら

違う冬のぼくら

 違う冬のぼくらは『ところにょり』が開発する二人協力型パズルゲーム。非対称型のパズルを採用しており、お互い別々の景色の中、一つのパズルを解き進めていくことができる。

 本作は仕事に追われる社会人の青年が幼少期の記憶を思い出すところから始まる。そして、当時は仲が良かった、今は付き合いの全くない親友との思い出を追体験していくストーリーになっている。『あの日の友情』にどこかノスタルジックな気持ちになるかもしれない。

 さらに、本作ではストーリーの合間に議論タイムが挟まれる。その議論を通じて、お互いのことをより深めることができるかもしれない。

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yurahaのレビュー


つまりスタンド・バイ・ミーってこと。


たぬきの日記


2人協力型の非対称パズルゲームに慣れていれば特に詰まることも無くサクサクプレイできる。ただ、裏を返せばこの手のゲームに慣れていないと相手への指示の出し方などで少々詰まる所もあるかもしれない。

物語の途中で挟まれる議論パートでは、会話が禁止された状態でそれぞれ異なる情報が提示され、その後お互いの情報共有と議論を行うことになる。
1つの事柄でもお互いの立場、視点、情報が異なれば意見も変わってくるという状況を気軽に体験できる良いゲーム。
(ただし、論理的だったり合理的だったりする2人が集まってしまうと、わりと即決してしまうかもしれない・・・)

散策日記

EARTH DEFENSE FORCE 4.1

EARTH DEFENSE FORCE 4.1

 『EARTH DEFENSE FORCE 4.1 The Shadow of New Despair』はサンドロットが開発する地球防衛アクションシューティング、地球防衛軍シリーズの第四作目、の拡張版。地球防衛軍の一員となり、迫りくる侵略者を撃破するゲームだ。

 本作ではレンジャー、ウイングダイバー、エアレイダー、フェンサーのそれぞれ特徴がある兵科から好きなものを選ぶことができる。使用できる兵器は豊富でステージに合わせて最適なものを見つけることが可能。

 さあ!銃を取れ!地球の明日はキミの手にかかっている!

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yurahaのレビュー


 一言で感想を書くとしたら、「これだよこれ」。豊富なトンチキ兵器、わけわからんデザインの侵略者、めっちゃ雑な作戦を立てる本部など、地球防衛軍に求めているものが本作には全て詰まっている。そんなトンチキにツッコミながら遊ぶんだから、そりゃ面白くないわけがない。

 あと地味にマップの建物のグラフィックが細かくて好き。看板とか下手にぼかすんじゃなくてしっかりと書き込んであって、内容を読むことができるのは面白い。ぶらり散歩が捗る。


たぬきの日記


 まさに老舗のB級グルメ。お手頃価格でコッテコテの味付けのアクション・システム・ストーリーでお腹いっぱいになれる。古いゲームだけあって少々操作やシステムが不親切な所はあるけれど、ゲームバランスの調整が絶妙なのと、武器の種類がとにかく豊富で中々飽きが来ない名作。

 ソロプレイモードも良いが、マルチプレイモードだと専用ステージも追加されていて更にボリューミーになっている。友人とゲーム内の発言にツッコミを入れながら遊ぶも良し、EDFの隊員に倣って胃もたれするようなセリフを言い合いながら遊ぶも良しと、また違った遊び方で楽しめる。

散策日記

Escape the Backrooms

Escape the Backrooms

 『Escape the Backrooms』はFancy Gamesが開発する協力型ホラー探索ゲーム。インターネット都市伝説であるThe Backroomsをモチーフにした本作は、奇妙な部屋が連なる不気味な世界を探索することができる。さらに、各部屋には不気味なクリーチャーが闊歩しており、探索するプレイヤーを執拗に狙っている。我々は無事に生き残ることができるのだろうか?

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yurahaのレビュー

 モチーフのThe Backroomsはあまり知らずにプレイ。どうやら、SCPとかその辺りに近い概念らしい。SCPの対象が”部屋”になったバージョンと考えればわかりやすいかな。

 本作は部屋を探索することよりも、クリーチャーとチェイスすることに主眼が置かれているように感じた。モチーフが”奇妙な部屋”なので、クリーチャーばかりが目立つのは味付け的にちょっと残念な印象。クリーチャーのバリエーションや個性も強くないしね。友人とわいわいしながら楽しむゲームだと思う。

 とはいえ、まだアーリーアクセスのゲーム。将来的に化ける可能性はゼロではない。


たぬきのレビュー

 The Backroomsを多少知っている状態でプレイ。
SCP然り、この手のゲームは大味が多いが、マルチプレイに対応しているのが珍しかったので同様のゲームの中から本作を選んだ。

 現時点で実装済みのところまでプレイしたが、基本的にThe Backroomsを背景にモンスターと鬼ごっこをするゲームといった内容だった。マルチでやる分にはある程度は楽しめるが、だったらこのゲームである必要もThe Backroomsがモチーフである必要は無いように感じた。

散策日記

ボクたちはここにいた エクスペディション – 友情船

ボクたちはここにいた エクスペディション – 友情船

 『ボクたちはここにいた エクスペディション – 友情船』はTotal Mayhem Gamesが開発する非対称協力アドベンチャー。We Were Hereシリーズの最新作で、今作もプレイヤーそれぞれが別々の視点で協力しながら謎解きを行っていく。タイトルの通り、まさに友情が試されるゲームだ!なお、一緒にプレイする相棒は付いてこないため注意。

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yurahaのレビュー

 名作非対称協力ゲーム「We Were Hereシリーズ」の最新作で、今作はボリュームと価格を抑えたエントリーモデルといった位置付けになっている。しかも10/16までは無料配布。

 価格が安いからといって謎解きのクオリティが低いかと言われればそんなことはなく、三つの謎解きはそれぞれ個性があり、ちゃんと面白かった。一つ目の謎解きは見えている「特徴」を素早く相手に伝えられるか試されるゲーム、二つ目はお互い最善手になるよう相談するゲーム、三つ目は見えているものが違う「一つ」のアスレチックを攻略するゲームとなっており、協力ゲームに必要な要素はしっかりと抑えている。

 特に三つ目のアトラクションは、これまでプレイしてきたバイアスを利用したギミックがあって、まんまと引っかかってしまった。とても良かった……。

 価格、ボリューム、内容の三拍子が見事に揃っているので、協力ゲームを友だちと遊びたい方にはかなり良いゲームだと思った。今作が面白かったら、シリーズを最初から遊んでみてもいいかもしれないね。


たぬきのレビュー

 全体的に日本語訳が残念な事になっているが、2人協力型パズルゲーム「We Were Here」シリーズの最新作。タイトルまでクソダサ日本語訳されているせいでSteamのストアで「We Were Here」で検索しても出てこなくて少々困った。

 最新作とはいっても前作との関係はほぼ無く、オープニングの背景や、船から始まるところなどが過去作プレイヤーへのサービスシーンといった程度。また、(現時点では)過去作にあったような英語依存のギミックや、初見殺し、時間制限一発ゲームオーバーなどが無く、失敗してもすぐにやり直せるので「We Were Here」シリーズ未プレイの人にもかなりオススメできる。

 過去作と比べてパズルやゲーム体験の質はもちろん向上した上で、目標達成率でエンディングが変化し、各エンディングごとに専用のムービーとSNSなどでの共有用外部ページが用意されていたりと順当にパワーアップしている。1セッションが短くなったものの物足りなさは感じず、今まで2日程かけて遊んでいたのが1日に収まるようになったので時間の都合もつけやすくなった。

Raft

Raft

 『Raft』はRedbeet Interactiveが開発する、オープンワールドサバイバルクラフト。イカダに乗って海に浮かぶ資材や食料を集めながら、大海原を冒険するゲームだ。今作最大の特徴はイカダを拡張することができるゲームシステム。海に漂流する資材を使うことで、イカダの上にキッチンや菜園、精錬施設などを建設することができる。さらにはエンジンを設置することで、風や波に逆らって冒険することもできる。思いのままのイカダを作ろう!

 また、Ver1.0よりストーリーが実装された。なぜ世界は海ばかり広がっているのか、自分たちはどこから来てどこへ行くのか、島を巡ることで徐々に明らかになっていく。

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 仲間と一緒に拠点を発展させるゲームシステムはやっぱり面白い。とはいえ、ゲームバランスはかなり大雑把で、序盤はかなり忙しいのに対して、中盤以降は割りと暇。まあ、暇な時間を使って拠点をナウい感じにしてね、ということなのかもしれない。料理に死にレシピが多かったり、電気製品やチタンの道具レシピの解放がちょっと遅かったりと、この辺りも大雑把だなと感じた。

 本作でめっちゃ良かったポイントは、ほとんどの家具が自由配置できるところ。これのお陰で、ざっくりと、雑に家具を配置できて、拠点に生活感がめっちゃ出せた。特に、キッチンまわりは歴代の中でもかなり満足する出来栄えになった。

 最初は「どうなの?」と思ってたけど、最終的には「満足」できるゲームだった。


たぬきのレビュー

 オーソドックスなクラフト&ビルドゲーム。同ジャンルのゲームでは整備した拠点の周りでしか活動しなかったり、新しい土地を目差した結果頑張って造った拠点を使わなくなってしまったりといった事があるが、このゲームでは拠点ごと移動して一緒に旅をするという新しい感覚を味わえた。

 建築時の操作性が良好で配置の自由度も高く、小物も揃っているので比較的簡単に生活感のある建物に仕上げる事ができる。また、光源の明るさのバランス、範囲、色温度が絶妙で、夜間の海原に浮かぶ建物のなんともいえない雰囲気を醸し出すことができる。

 ストーリーは薄味で、可もなく不可もなく。ただ、ストーリー中盤で開放されても良いような建築や道具のレシピが終盤まで開放されなかったり、特定の敵が極端に弱かったり厄介だったりとバランス調整はイマイチだった。また、イカダという性質上行動範囲が限られてしまうので、マルチでやるとリソースの取り合いが発生してしまうのもちょっと考え物。

 総評としては、秀作とまではいかないが十分良作といったところ。

散策日記

Sea of Thieves

Sea of Thieves

 「Sea of Thieves」はRare Ltdが開発、運営するオンラインアドベンチャーゲーム。ひとりの海賊となりトレジャーハントや海戦をすることができる。また、カートゥーン調で彩られた世界は美しく、キャラクターの着せ替えや船のデザインの変更などが可能。自分の理想の海賊を目指せ!

 キャラクタークリエイト要素はあるが、見た目のみでスキルやクラスといったシステムはない。上手く船を動かしたり、スムーズに島の謎を解いたりするためにはプレイヤー自身のこの海への理解が必要だ。

 メインストーリーとなるクエスト物語では、この海についての物語だけでなく、ディズニーのパイレーツ・オブ・カリビアンとコラボした物語もある。世界で最も有名なあの海賊と共に旅をしよう。

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yurahaのレビュー

 とにかくグラフィックデザインが良かった。これほどスクショ映えするゲームは中々ない。キャラクターのランダム生成も着せ替えもいい感じに小汚い海賊が作れる。天候もバリエーションがあって良かった。

 操船もリアリティがあるように感じた。実際に酔いそうになったし、船酔いとか3D酔いがひどい人はちょっと気をつけたほうがいいかもね。

 微妙なポイントは翻訳がオワッテルところ。翻訳の問題で一部解くのが不可能なクエスト物語が存在する。言語を英語にして遊ぶか、詰まったらWikiとか見てもいいかもしれない。とはいえ、パイレーツ・オブ・カリビアンとコラボした物語のクオリティはかなり高い。ファンだったらこれだけでも遊ぶ価値がある。ただ、ほかのクエスト物語で登場したキャラクターも出るので、コラボ以外の物語を先に全部プレイしたほうがいい。

 スクショ枚数/プレイ時間がかなり高いゲームでした。ちゃんちゃん。


たぬきのレビュー

背景美術や天候・光の表現などエフェクトのバランスが絶妙ですばらしい。今まで記事を書いたゲームの中でスクリーンショットの枚数が一番多くなってしまった。

船の操作性のリアリティと簡略化のバランスも良好で、そこだけ見るとパーティーゲームとして中々のポテンシャルを持っている。ただ、それ以外のゲーム性やストーリーが微妙で、フリークエストも同じような作業を繰り返すだけになる上、常時(メインストーリーをやっている時でさえ)PvPの危険に曝される。メインストーリーをやっている最中に他のプレイヤーに妨害・撃沈されて遠い島からやり直しになるという事が何度かあった。

パイレーツ・オブ・カリビアンのコラボストーリーはディズニーの監修が入っているのかなかなかのクオリティで、それだけでも一見の価値はあり。

散策日記