Raft

Raft

 『Raft』はRedbeet Interactiveが開発する、オープンワールドサバイバルクラフト。イカダに乗って海に浮かぶ資材や食料を集めながら、大海原を冒険するゲームだ。今作最大の特徴はイカダを拡張することができるゲームシステム。海に漂流する資材を使うことで、イカダの上にキッチンや菜園、精錬施設などを建設することができる。さらにはエンジンを設置することで、風や波に逆らって冒険することもできる。思いのままのイカダを作ろう!

 また、Ver1.0よりストーリーが実装された。なぜ世界は海ばかり広がっているのか、自分たちはどこから来てどこへ行くのか、島を巡ることで徐々に明らかになっていく。

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yurahaのレビュー

 仲間と一緒に拠点を発展させるゲームシステムはやっぱり面白い。とはいえ、ゲームバランスはかなり大雑把で、序盤はかなり忙しいのに対して、中盤以降は割りと暇。まあ、暇な時間を使って拠点をナウい感じにしてね、ということなのかもしれない。料理に死にレシピが多かったり、電気製品やチタンの道具レシピの解放がちょっと遅かったりと、この辺りも大雑把だなと感じた。

 本作でめっちゃ良かったポイントは、ほとんどの家具が自由配置できるところ。これのお陰で、ざっくりと、雑に家具を配置できて、拠点に生活感がめっちゃ出せた。特に、キッチンまわりは歴代の中でもかなり満足する出来栄えになった。

 最初は「どうなの?」と思ってたけど、最終的には「満足」できるゲームだった。


たぬきのレビュー

 オーソドックスなクラフト&ビルドゲーム。同ジャンルのゲームでは整備した拠点の周りでしか活動しなかったり、新しい土地を目差した結果頑張って造った拠点を使わなくなってしまったりといった事があるが、このゲームでは拠点ごと移動して一緒に旅をするという新しい感覚を味わえた。

 建築時の操作性が良好で配置の自由度も高く、小物も揃っているので比較的簡単に生活感のある建物に仕上げる事ができる。また、光源の明るさのバランス、範囲、色温度が絶妙で、夜間の海原に浮かぶ建物のなんともいえない雰囲気を醸し出すことができる。

 ストーリーは薄味で、可もなく不可もなく。ただ、ストーリー中盤で開放されても良いような建築や道具のレシピが終盤まで開放されなかったり、特定の敵が極端に弱かったり厄介だったりとバランス調整はイマイチだった。また、イカダという性質上行動範囲が限られてしまうので、マルチでやるとリソースの取り合いが発生してしまうのもちょっと考え物。

 総評としては、秀作とまではいかないが十分良作といったところ。

散策日記

Raft:漂流日誌7日目

Raft:漂流日誌7日目

今回のゲーム : Raft

散策日:2023/09/20


yurahaの日記

 漂流日誌7日目。今回はついに最終目的地の『Utopia』へたどり着いた。

 どうやら、この地はランボーのような男オロフによって占拠されていた。並み居るハイエナを倒し、パズルとアスレチックを(たぬきさんが)解き、決戦!最後を飾るのはアルファと呼ばれるボスハイエナだ!

 俺たちは英雄になった……!

 島巡りでは、ついにエル・ホラフキーノを完全体にすることができた。彼の者はどうやら4つの身体に分かたれていたらしい。報酬としてお面をゲット。

 とりあえずストーリー終わったし、次は何をしようかしら?


たぬきの日記

漂流日記7日目。

最後の地ユートピアに到着した。
水没した高層ビルの間に街を作っているようだがどうも人影が見当たらない。

fig. 7-1 : ユートピアの遠景
fig. 7-2 : ユートピアの近景

無人の都市を調査してみたところ、住人は全員独裁者の暴政で集会所内に閉じ込められているようだ。
その独裁者が喧嘩をふっかけて来たのでとりあえず後を追うことに。

fig. 7-3 : 独裁者を追うyuraha

ギミックを解き、襲いくる化け物を倒し、独裁者を追い詰めて集会所の鍵を入手。
住民を開放することに成功した。
住民の中には今まで訪れた島で名前だけ登場していた人もいた。

fig. 7-4 : 独裁者の末路

人助けという善行を積んだおかげか、なんと積み上げていたエル・ホラフキーノ達が合体して完全体になり、エル・ホラフキーノマンが顕現した。
奉った甲斐があった。

fig. 7-5 : エル・ホラフキーノマンとエル・ホラフキーノ

そして、エル・ホラフキーノマンが殺風景だった3階に新しい寝室を作ってくれた。
ありがとうエル・ホラフキーノマン。フォーエバー、エル・ホラフキーノマン。

fig. 7-6 : 寝室
Raft:漂流日誌6日目

Raft:漂流日誌6日目

今回のゲーム : Raft

散策日:2023/09/13


yurahaの日記

 漂流日誌6日目。今回は氷に閉ざされた島「Temperance」にたどり着いた。どうやらここは、utopiaと呼ばれるなんだかすごい島に電力を供給するための島らしい。天文台や原子炉といった施設があった。

 そして、ここには敵対mobのシロクマがいる。つまり……?

 あ!マン・ウィズ・ア・ミッションの人だ!まあ、あちらは狼だけど、雰囲気がすごい似てる。

 最後はコールドスリープで休眠していたSHOGOが仲間になった。


たぬきの日記

漂流日記6日目。

随分気温の低い島に到着した。
この島にはどうやら研究施設?があるらしい。

fig. 6-1 : 施設の入り口

中に入ってみると、明らかにヤバい色を放つ発電機が設置されていた。
物々しい防護服が置いてあるし、なんかガリガリ音が鳴ってるし、むしろこれくらいヤバさが溢れ出る見た目のほうがありがたいかもしれない。

fig. 6-2 : ヤバい色を放つ発電機

その後なんやかんやあって新たな生存者と合流してイカダに帰還。

いつものように改築作業をしてエル・ホラフキーノが成長したりキッチン周りがオシャレになったりした。

fig. 6-3 : 縦に伸びたエル・ホラフキーノ
fig. 6-4 : キッチン内部
fig. 6-5 : キッチン外部

あと、ようやく家が3階部分まで完成した。

fig. 6-6 : イカダの外観
Raft:漂流日誌5日目

Raft:漂流日誌5日目

今回のゲーム : Raft

散策日:2023/09/06


yurahaの日記

 漂流日誌5日目。今回は二箇所新しい島を巡ったぞ。

 最初の島は「Tangaroa」と呼ばれる人工島。めっちゃ都会やん、と思ったけどそこにいたのは暴走したロボットと巨大バケネズミだけだった。ああ、ここもヤバい疫病で全滅したのか?と思いながら冒険していると、管制室的なところにホワイトカラーのおばさんがいた。仲間になった。

 次の島は「Varuna Point」という建設途中のビルが沈んだロケーション。海中探索がメインで結構苦労した上、なんとここではボス戦が。ここに住んでいた人物も相まって、とにかく野蛮な場所だった……。

 次回は手に入れた設計図を元に拠点を拡張していくかな~。


たぬきの日記

漂流日記5日目

タンガロアと呼ばれる海上都市に到着した。
外観は近未来的なデザインで、内部は現代的な整った町並みだったが人影は無く、凶暴化したネズミと暴走ロボットが闊歩していた。

fig. 5-1 : タンガロアの外観
fig. 5-2 : タンガロアの内部

中央の塔が管理棟らしく、登ってみたが最上部の梯子が壊れていて登れなかった。
そこで、近くの端末に途中入手したパスワードを入力したところ、突然爆発が起きて最上部が吹き飛んだ。
近くに着水した最上部に侵入してみるとなんとこの都市最後の生き残りがいた。
さっき爆発して吹き飛んだりしたのによく生きてたな・・・

fig. 5-3 : タンガロア最後の生き残り

イカダに帰還後はタンガロアで入手したピアノでyurahaの演奏会が始まった。

fig. 5-4 : ピアノを演奏するyuraha

タンガロアを出て再び漂流しつつ、入手した諸々の物資でイカダを拡張していると何やら巨大な人工物が見えてきた。
どうやら次の目的地に漂着してしまったようだ。

fig. 5-5 : 海上に屹立する人工物

建設途中で水没したビルのようだが、内部は巨大ザメの住処になっていた。

fig. 5-6 : 巨大ザメ

廃墟探索の過程で巨大ザメと対決することになったが、いくら巨大とはいえ軟骨魚類ごときが我々に敵うはずもなくさっさとフカヒレにしてしまった。

fig. 5-7 : 貴公は柱に吊るされるのがお似合いだ

廃墟探索の後は再びイカダの拡張作業に勤しんだ。
2階部分が完成し、徐々に良い雰囲気になってきた。

fig. 5-8 : 1階の九龍飯店でくつろぐyuraha
fig. 5-9 : 夜の九龍飯店
fig. 5-10 : 2階と吹き抜け
Raft:漂流日誌4日目

Raft:漂流日誌4日目

今回のゲーム : Raft

散策日:2023/08/31


yurahaの日記

 漂流日誌4日目。今回も大海原を漂流していくぞ。ボチボチ筏を発展させていき、養蜂を始めた。ハチミツはバイオ燃料になるので、この海を自由自在に進むためには必須だ!養蜂?ヨウホウ?ヨーホー!

 そして、今回新たにたどり着いた島はキャラバンタウン。世界が海に沈んだあと、生き延びた人々が住んでいた街だ。しかし、謎の奇病が島を襲い、住人は全滅。残ったのは寂れたトレーラーハウスの群れと、奇病に冒された豚だけだった(あとバカ鳥)。

 キャラバンタウンでは、念願の充電器の青写真を入手!これでバッテリーが実質無限になった!夢が広がる!

 次回はバイオ燃料を安定供給して、エンジンを常時稼働させられるようにしたいな~。


たぬきの日記

漂流日記4日目。

今日はキャラバンタウンという島にたどり着いた。
放棄されたトレーラーハウスが大量にあり、かつては人が住んでいたようだ。

fig. 4-1 : キャラバンタウン

キャラバンタウンでは念願のバッテリー充電器の設計図を入手した。
これで使い果たした空のバッテリーに埋もれる日々とオサラバだ!

できることが色々増えてきたのでキャラバンタウン探索の後は、いつものようにイカダを増築していく。
まずは日々の疲れを癒やすべく浴槽を設置した。
ムラカミさんと触れ合いながら入浴できるのでバルネオテラピーとアニマルセラピーで癒し効果爆盛仕様だ。

fig. 4-2 : ムラカミさんと浴槽に入るyuraha

yurahaの手掛けるキッチン周りも胡散臭く発展してきた。
毎回思うけど怪しい中華料理屋風にすると何でも面白くなるのズルいと思う。

fig. 4-3 : キッチン周り

リビングには新たな旅の仲間としてエル・ホラフキーノ(yuraha命名)の神像が安置されていた。
なんかボリビア辺りで麻薬カルテルに参加していそうな名前だけど、これで祈る神もできたので航海の安全も安泰で安心安全だ。

fig. 4-4 : エル・ホラフキーノの神像

建物全体としては、やっと建物の2階ができ始めたけど相変わらず資材不足に悩まされている。

fig. 4-5 : 葉っぱの壁で仮設した2階部分
Raft:漂流日誌3日目

Raft:漂流日誌3日目

今回のゲーム : Raft

散策日:2023/08/23


yurahaの日記

 漂流日誌3日目。今回も大海原を彷徨っていくぞ。今回から新たな仲間が漂流の旅に加わった!その名も「ムラカミ」さん。彼のおかげで、羊毛が手に入りバックパックという神装備を入手することができた。ムラカミさん、あざーっす!

 新たなロケーションとして、クマがいっぱいいる島にたどり着いた。結構大変な探索を越えると、新たなプレイヤージョニーが登場。プレイアブルキャラとして使えるみたい。


たぬきの日記

漂流日記3日目。

今回新たな仲間をイカダに迎えることになった。
その名もムラカミさん。
ところでムラカミさんの持ち方はそれで合ってるのか・・・?

fig. 3-1 : yurahaに抱えられるムラカミさん

ムラカミさんの合流後、電波の発信源と思われる巨大な島に行き着いた。
その島で蛍光色の池を発見した。きっと以前住んでいた住人が間違って入浴剤の入った箱でも落としてしまったのだろう。

fig. 3-2 : 蛍光色の池

島では次の目的地の情報やクラフトレシピを入手した。

イカダも徐々に設備が整ってきて最早イカダというよりも船・・・いや小島?・・・家が海に浮かんでいる?様な状態になってきた。

fig. 3-3 : イカダの内装
fig. 3-4 : イカダの外観
Raft:漂流日誌2日目

Raft:漂流日誌2日目

今回のゲーム : Raft

散策日:2023/08/16


yurahaの日記

 漂流日誌2日目。今回も宛のない大海原の旅を続けるぞ。前回作成したレシーバーとアンテナによって、目指すべき座標が示された。座標を追っていくと、ラジオステーションにたどり着いた。

 最上階にはプレイアブルキャラクターの「TALA」がいた。どうやら世界は海に沈んでしまったらしい……。そして、新たな座標を入手して、次の目的地へ。

 2番目の座標はなんと豪華客船だった。中にはバケネズミが大量にいた。乗っていた人間はいずこへ?そしてまたもや座標を入手。次は一体どんなロケーションなんだろうね。


たぬきの日記

今日はyurahaがアンテナを作ったので、電波の発信源に向かってイカダを進めていく。
電波の発信源は、海上にぽつんと佇む電波塔だった。
物資を回収しつつ、上に登っていくとそこには生存者が。

fig. 2-1 : 電波塔の生存者

生存者から新しい周波数を教えてもらったので、その電波の発信源にも向かう事になった。

次の電波の発信源は座礁した船。中は化けネズミの住処になっていた。
記録を回収したところ、どうやら某なんちゃらハザードみたいな事になっていたようだ。

fig. 2-2 : 座礁した船

座礁した船でエンジンとその設計図を入手したので、イカダに設置した。
イカダもかなり大きくなってきた。

fig. 2-3 : 拡張したイカダ
Raft:漂流日誌1日目

Raft:漂流日誌1日目

今回のゲーム : Raft

散策日:2023/08/12


yurahaの日記

 漂流日誌1日目。宇宙から帰還した俺たちはいつの間にか小さなイカダの上にいた。具体的に言えば2x2マスのイカダだ。災難なことにこの海にはサメが跳梁跋扈している。1マス1マス、イカダを破壊してくる。早急にイカダの拡張をしなければ……。

 幸いなことにこの海は漂流物がかなり多い。いつの間にか手に持ったフックで引き寄せれば、資材に事欠かないだろう。無人島もいくつかあるようで、魚以外にもフルーツなんかも食べることができそうだ。

 拡張は思ったよりも早く進んだ。次は、俺たちがどこへ向かっていくのか、知る必要がある。


たぬきの日記

漂流日記1日目。

今日からイカダの上で生活する事になった。
まずは飲水を確保しつつ、周囲にある食料を釣り上げていく。

fig. 1-1 : 飲水を確保しつつ釣りをするyuraha

次に周囲の漂流物や、運良くたどり着いた小島で資源を回収していく。
集まった資源を使って生存圏を拡張しつつ、漂流物を自動回収してくれる網をL字に配置した。
これでイカダの流される方向に拘わらず、資源を安定して回収できるようになるはずだ。
イカダ全体を見るとステルス爆撃機のような形状になってしまった。

fig. 1-2 : 漂流物自動回収装置を装備したイカダ

マスト・アンカー・物見櫓・調理台・菜園・壁などなどを設置していった結果、船だか家だかわからなくなってきた。

fig. 1-3 : 拡張したイカダ