『The Planet Crafter』はMiju Gamesが開発するサバイバルクラフト。居住に適さない惑星の環境を人類が住めるようにテラフォーミングしていくゲームだ。
資源採取やアイテムのクラフト、食料の生産、拠点の建設、などサバイバルクラフトに必要な要素は一通り揃っており、荒涼とした大地で生存しながら惑星を作り変えることができる。さらに、惑星には大きな謎が隠されており、マップを探索することでその謎を明らかにすることができる。
本作の見どころはテラフォーミングが進むにつれて変化していく環境だろう。大気が生まれ、雨が降り、やがて生命が発生する。生命の惑星が生まれる様子を観察することができるだろう。
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yurahaのレビュー
やっぱりね、手塩にかけて育てたものが芽吹くと嬉しいんですよ。植えた種が芽を出す、赤ちゃん犬を世話して成犬になる、頑張って勉強して試験に合格する、どれも嬉しいんですよ。
本作はその嬉しいを、惑星規模でダイナミックに表現している。空が青くなった、嬉しい! 雨が降った、嬉しい! 魚が泳いだ、嬉しい! そんな嬉しいが詰まっているゲームなんです。
ただ、微妙なところは結構ある。建築物のサイズがそれぞれ噛み合ってなかったり、カエルの色がキモかったり、動物がかわいくなかったり、本当に微妙なところはある。けど、それらは本作のキモを毀損するわけではない。それくらいコンセプトがしっかりしている。ああ、でもエンディングのあっさり感はちょっといけないかも。
まあ、でも総じてサバイバルクラフトの中でもトップクラスに面白かったゲームだったね。おかげでトロコンしちゃったもんね!
たぬきの日記
未開の惑星が舞台のビルドクラフト系ゲーム。開拓の進行度合いに応じて環境が変化していくのが特徴的。この手のゲームでありがちな「次のステップに進むための生産や研究の進捗待ち」という状況がほとんど発生せず、常に何らかの目的のために作業をしていた印象がある。そのため感覚的には80時間程プレイした気でいたが、実際のプレイ時間は40時間ほどだった。
ユーザインタフェースが不親切だったり、狙った場所に物を置けなかったり、建築物がうまく繋がらなかったりと良くない点はいくつかあるが、それを差し引いても刺激的な体験を提供してくれる良いゲームだった。